免疫力を高めるには、規則正しい生活習慣やバランスの良い食生活を心掛けること、適度に運動して体力を高めておくことなどがありますが、各種ハーブティーにも免疫向上効果があります。
カリンには感染症の原因となる細菌やウイルスを撃退するという働きや、粘膜の健康維持に役立つビタミンCが含まれています。その他、炎症抑制作用があるので、免疫低下によって生じる各種アレルギー疾患の予防、改善にもつなげることができます。
しいたけ茶には免疫を活性化させる作用のあるβグルカンが潤沢に含まれていることや、全身を元気にする作用のあるビタミンB群が含まれていることによて、免疫向上、ガン予防、風邪予防、体を元気にするなど多様な効果が期待できます。
ジンジャーティーには代謝を活性化させて体温を上げるという働きによって、体全体の免疫向上に効果を発揮します。体温が1度上がると免疫の活性が5~6倍上がるということが分かっていることから、冷え性や低体温がある方の免疫向上におすすめです。
ローズヒップに含まれているビタミンCには粘膜の機能を向上させ、ウイルスや細菌、各種アレルゲンの浸入をブロックするという働きがあります。その他、ビタミンAやB群、E、ミネラルなども豊富に含まれているので、栄養バランスが悪い方の免疫向上に効果的です。
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※2023年9月現在
明日葉には粘膜の機能を正常に保つビタミンA、C、Eがバランスよく含まれているので、口内炎や風邪予防効果を期待することができます。昔から滋養強壮にいいされ栄養豊富という特徴があるので、体力に自信がない方の免疫向上に役立ちます。
緑茶に含まれるカテキンには、抗菌、抗ウイルス作用があるので、風邪やインフルエンザの予防に効果的です。緑茶の抗菌作用には腸内の悪玉菌を抑制して腸内環境を改善するという働きがあるので、腸内環境が乱れがちな下痢や便秘がある方におすすめです。
ハトムギには水分代謝やタンパク質の代謝を活性化するという働きがあるので、全身の免疫の活性に役立ちます。ハトムギには胃腸の働きを向上させるという働きがあるので、胃腸に自信がない…という方の体質改善、免疫活性に効果的です。
アガリクスにはウイルスや腫瘍などに攻撃を仕掛ける免疫細胞である「NK細胞」を活性化するという働きがあるので、主にガンに対して利用されています。アガリクスを摂取することにより、腸のパイエル板が刺激されるので、全身の免疫を活性させることができます。
ハブ茶には粘膜の健康維持に欠かせないビタミンAが含まれています。粘膜が健康だと風邪の予防や目、鼻、口の感染症予防に効果的です。その他、胃腸の機能向上、血流改善などの効果があるので、全身的な健康状態を向上させて体力及び免疫を高めるという効果を期待することができます。
クコ茶には免疫細胞や粘膜の健康に役立つビタミンCや、疲労回復効果のあるビタミンB1が含まれています。その他、クコの実には全身の栄養状態を良好にするという働きがあるので、老化やストレス、先天的な体質などが要因で体力や免疫が低下している方におすすめです。
シベリア人参にはストレス耐性を向上させるという働きがあり、ストレスによって生じる免疫低下を防ぐことができるので、ストレスを感じている方の免疫向上におすすめです。その他、摂取することで体力を高める作用や、炎症反応を抑制する作用、免疫活性作用などを得ることができます。
サプリメントなどでも用いられるレイシ(霊芝)に含まれるβ-Dグルカンにはナチュラルキラー細胞やマクロファージなどの免疫細胞を活性化させる働きがあることから、免疫力を高める効果があるといわれています。近年ではがんを予防および抑制する効果があると注目されているお茶です。
免疫力はイコール体内の白血球の数や活動性能及び、心身の弱りや機能低下を回避するために重要な体力を含めます。
免疫力がしっかり維持されていることにより、外から入ってくる風邪などの原因となる感染症の予防、改善に役立つと共に、各種アレルギー反応、体の中に生じる細菌やウイルスの活性やガン細胞発生の抑制などに繋がります。これらは各種病気の予防、改善はもちろん、寿命などにも大きく関わってきます。
このように大事な免疫力を高めるには、規則正しい生活習慣やバランスの良い食生活を心掛けること、適度に運動して体力を高めておくことなどがありますが、各種ハーブティーにも免疫向上効果があります。
ハーブティーには感染症の原因となる細菌やウイルスに対して抑制効果があるものや、代謝を促して体温を上昇させて免疫の活性を促すものなど、様々な効能効果により免疫の活性を促します。
一般的によく用いられている免疫活性作用のあるハーブティーとしては、カリン茶やジンジャーティー、ローズヒップがあります。カリン茶には感染症の原因となる細菌やウイルスを撃退するという働きや、粘膜の状態を良好にして侵入を防ぐという働きがあります。
ジンジャーティーには直接胃腸に侵入している細菌やウイルスを抑制するという働きや、体温を向上させて免疫の活性を促すという働きがあります。
ローズヒップには粘膜の健康維持に必要不可欠なビタミンCを豊富に含んでいるという特徴があります。以上以外にも、免疫の活性や病気の原因を抑制する働きのある各種ハーブティーが多数用意されています。
免疫活性は適度が一番いいといわれています。理由は年中免疫細胞を刺激していると、免疫細胞が疲れてしまい、逆に機能低下を引き起こしてしまうからです。
各種ハーブティーには適度に免疫細胞を刺激するという作用があるので、毎日摂取し続けても免疫細胞を疲れさせないという特徴があります。このような特徴があるので、安心して免疫の活性、維持に利用することができます。
その他、人の免疫維持には「腸内環境」が大事だといわれています。腸内には善玉菌と悪玉菌、それにどちらともいえない日和見菌が生息しています。
このバランスが善玉菌優位となっている時は免疫が活性化しやすくなっていますが、逆に悪玉菌優勢になっていると免疫が低下してしまいます。よって、ハーブティーを利用すると共に、腸内環境を改善する作用のある発酵食品や食物繊維の摂取、適度な運動などを心掛けることが免疫の活性にとって重要です。