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紅花(ベニバナ)茶の副作用は?効果・効能・選び方のコツと飲み方まとめ

紅花茶の効果、効能、副作用

 

 

紅花(ベニバナ)茶はこんなお茶です

 

紅花(ベニバナ)はサフラワーとも呼ばれるキク科ベニバナ属の一年草です。

 

オレンジ色の花は染料や精油、お茶など様々な利用法があります。サフランとサフラワーは、名前が似ていますが別物になるので注意が必要です。サフラン茶はこちら>>

 

成分 リグナン・サフロミン・ビタミンE・カルコン・植物ステロール、ベニバナ油など
注目成分 ベニバナ油に含まれるリノール酸やオレイン酸は生活習慣病の予防・改善効果、便秘を解消する効果などが期待できます。

ベニバナ茶の副作用

 

流産の危険性があるので妊娠している人、妊娠していると思われる人は服用してはいけません。また、出血の危険性を高めるので、胃潰瘍がある方や生理中の方、手術を控えている方などは服用を控えるようにします。

 

菊科の植物にアレルギーがある方も飲まないようにしましょう。もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談することをおすすめします。

 

 

妊娠中・授乳中に注意が必要なお茶についてまとめた記事はこちらです>>

ベニバナ茶の期待できる効能・効果

 

ベニバナ茶には体を温めながら血液の流動性を高めるという働きがあります。この働きにより生理痛の改善や更年期症状の緩和、冷え性の緩和などの効果を得ることができます。

 

更に、抗酸化作用のあるビタミンEやリノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸、カルコンなどが含まれていることから、老化防止や炎症の抑制、美肌、高血圧、心臓病予防、動脈硬化予防、脂質異常症の改善などに対して効果的に作用します。

 

また、便秘の改善や打ち身や打撲の内出血(外用)にも効果があります。

飲み方・飲むタイミングを解説

 

ベニバナ茶には脂溶性の成分が含まれているので、必ず胃に脂質がある「食直後」に利用するようにします。誤って食間などの空腹時に服用してしまうと、抗酸化作用のある脂質が吸収されにくくなってしまうので注意が必要です。

 

体を温めて血行を良好にするという働きがあるので、冷えて眠れないという人は就寝前に利用するといいでしょう。その時、空腹のまま飲むと効果が半減してしまうので、牛乳など何でもいいので少しお腹に入れてから利用するようにします。

 

味・香り

 

甘酸っぱいリンゴのような爽やかな香りと、あっさりとした味が特徴です。脂質成分が含まれているので口当たりがよく飽きが来ません。

 

種類や産地の違い

 

ベニバナ栽培の本場山形のベニバナ茶は、若菜を乾燥させて手もみしているので高価となり、その他のものは開いた花が原料となり安価の傾向があります。通常、ベニバナの効能は花をお茶にしたものをいいますが、若菜にも同様の効果があるといわれています。

Amazon・楽天などで購入できる商品紹介

森のこかげの無添加・天然紅花100%のお茶

 

 

容量
カフェインタイプ ノンカフェイン
原産国 中国
賞味期限 パッケージに記載あり
飲み方 急須の場合は、小さじ1杯を入れ熱湯を注いでお好みの濃さで。煮出しの場合は、ヤカン水1リットルに大さじ2~3杯を入れ、沸騰後弱火で、7~8分煮詰め飲みましょう。

 

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※2023年9月現在

 

 

Amazonで買える手頃な紅花茶

 

 

容量 50g
カフェインタイプ ノンカフェイン
原産国 中国
賞味期限 300日
飲み方 ティースプーン2杯のサフラワーに180~250cc程度のお湯をそそぎ、7~10蒸らして飲んでください。

 

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レビュー(61件)
660円

※2023年9月現在

 

 

国産の紅花が入ったブレンド茶

 

 

容量 100g
カフェインタイプ ノンカフェイン
原産国

そばの実 北海道
紅花茶 山形

賞味期限 パッケージ裏に記載(製造より約1年)
飲み方 紅花茶を一掴み(約3g程度)にお湯100ccを注ぎ、2~3分程度入れ、1日3回程度お飲みください。

 

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☆4
レビュー(8件)
1,188円

取り扱いなし

※2023年9月現在

 

ベニバナ茶の費用や選び方

費用・コスト

 

1g~2g×30包入りで750円~5200円が相場となっています。30包入り3000円で計算すると、1包で2杯淹れることができるので、1杯のコストは約50円になります。

 

選び方のコツ

 

カルシウムやビタミンCなどの栄養素が多いのは若菜で、フラボンやカルコンといった抗酸化物質を多く含んでいるのが花の部分です。

 

ベニバナ茶の最大の特徴である抗酸化物質は花の方が多く含まれているので、美肌や高血圧、老化防止など抗酸化作用を期待する場合には花が成分となっているものを選ぶようにします。

歴史

 

ベニバナは古くからインドやエジプトなどで黄色の染料として用いられていました。その後、中国に3世紀頃伝わり、ヨーロッパやアメリカにはずいぶん遅れて伝わったとされています。

 

日本には飛鳥時代にシルクロードを渡って伝わり、江戸時代には日本各地でベニバナの栽培がおこなわれていたということです。現代では山形の最上紅花が有名になっています。

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