ヤーコンの根を乾燥させたヤーコン茶は、血糖値が気になる方におすすめです。しかも、やさしい甘さを感じることができる味。飲みやすいうえに食物繊維を取り入れられるということで、ダイエット中にもおすすめです。
成分 | フラクトオリゴ糖・食物繊維・ポリフェノール類(ジカフェオイルキナ酸)・ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1など |
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注目成分 |
フラクトオリゴ糖 |
特別な副作用などはありませんが、アレルギーには注意するようにします。ヤーコンにアレルギーを誘発するという報告はありませんが、ほとんどの食べ物にもアレルギーがあるので注意しながら摂取するようにします。
その他、血糖値を下げる働きがあるので低血糖に注意することや、食物繊維を豊富に含むので、下痢や便秘、食欲不振にも注意するようにします。
もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
ヤーコン茶の代表的な効果として挙げるのは血糖値降下作用です。糖質の吸収を遅らせる働きのある特殊なポリフェノールやインスリン様な働きを持つ成分を含むことや、沢山含まれている食物繊維によって糖の吸収を遅くさせることなどが理由となります。
その他、腸内環境改善作用や動脈硬化予防、便秘解消などの働きがあります。
甘くやさしい味なので、砂糖などの甘味料は入れずに飲むことができます。そのため、ダイエット中に甘いものを口にしたい!という時でも低カロリーな飲み物なのでおすすめです。
血糖値の調整として用いる場合には食事の直前に飲むようにします。腸内環境の改善や動脈硬化予防として用いる場合には特に摂取する時間にこだわる必要はありません。便秘改善目で用いる場合には就寝前に利用するようにします。
ダイエットや血糖値の管理、脂質異常症など食べすぎや運動不足による体の不快症状を改善する時には、食事の前にヤーコン茶を利用することによって改善効果を高めることができます。
ヤーコン茶を飲むことによって食事によって入ってくる栄養素の吸収を阻害することができるからです。
味・香り
味は苦みが先行して後から甘味がしてくるという感じです。苦味は嫌な苦みではないので、ゴクゴク飲むことができます。香りの方は緑の爽やかな独特な感じとなります。味や香りに敏感な方はちょっと苦手と感じることもあるようなので、その場合は麦茶などで割って飲むと抵抗がなくなります。
種類や産地の違い
国産のものはやや高価となり、外国産はやや安価になります。更に、根茎が主成分となっているものは高価となり、葉が多く混ざるものは安価となる傾向もあります。
容量 | 3g×40包 |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 長野県産 |
賞味期限 | 製造から2年 |
煮出す場合 | 水600ccを沸騰後、ティーパック1包を入れ、弱火で5分以上煮出してください。 |
楽天 | Amazon |
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☆4.5 |
☆4 |
※2023年9月現在
費用・コスト
30回分で700円~4000円が相場となっています。1回で1~1.5リットルほど作ることができます。30回分2000円として1回1.5リットル作れると計算すると、1杯(200ml)分のコストは9円弱になります。
選び方のコツ
ヤーコン茶は製品によって苦味やえぐみなどが異なるので、なるべく自分の味覚に合った商品をチョイスするようにします。不味い…と感じるものは長続きしなくなってしまうので、「これなら続けられる」という味のものを選ぶようにします。
ヤーコンはアンデス山脈一帯で古くから先住民によって栽培され食べられてきました。
日本に入ってきたのは1970年代で、1985年くらいから栽培されるようになりました。その後、茨城大学農学部が機能性食品の研究発表をしたことから、爆発的に広まり現在に至っています。