オオバコ茶の味はお茶としては物足りない味という口コミがありますが、他のお茶とブレンドしてみたり工夫してのむとよいでしょう。
オオバコは日本や東アジアといった広い地域に生息する雑草です。タンニンが含まれているので少し苦味がしますが、健康効果が高いということから、自宅で作ったものを飲んでいる方もいます。
ご家庭の敷地や畑にオオバコがあるという方は、作ることもできるのでチャレンジしてみてください。
成分 | タンニン、アウクビン、フラボノイド、プランタサンなど |
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注目成分 |
タンニン |
摂取量が多すぎたり、合わない人が摂取すると下痢や食欲不振などが引き起こされることがあるので注意が必要です。もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
また、妊娠時においても安全性が確認されていないので避けるべきだといわれています。また、熱を取る効果があることから、お腹が冷えやすい方も注意しながら利用する必要があります。
妊娠中・授乳中に注意が必要なお茶についてまとめた記事はこちらです>>
オオバコ茶は粘液を多く含んでいます。その粘液により喉の炎症が緩和する、痰の切れをよくする、粘膜の損傷を改善するなどの効果を得ることができます。
また、喉だけではなく胃腸の熱を緩和させる働きや、胃腸の炎症や環境を整える効果などを期待することができます。
更に、コレステロールの吸収を抑制するという働きがあるので、高血圧や高血糖、脂質異常症、動脈硬化などの予防、改善にも効果的です。その他、利尿作用もあるのでむくみなどの改善にも効果があります。
高コレステロールや高血圧、高血糖、動脈硬化などの改善、予防として用いる場合には、食事の直前に用いるようにします。
その他、喉の症状改善や胃腸の不具合などに用いる場合には症状がある時にその都度利用するようにします。夜間は胃腸の動きも低下するので寝る直前に摂ったものが停滞しやすくなります。
この働きを利用して寝る前にオオバコ茶を摂取すると、喉や胃腸に停滞しやすくなるので、喉や胃の炎症の改善に効果を発揮してくれます。よって、寝る前の摂取をおすすめします。
味・香り
それほど強い味、香りはありません。ほんのりとした草の香りとちょっぴり渋味を含んだ苦い味がします。あんまり飲んだことのない味!と感じる方が多いようです。
種類や産地の違い
医薬品と同様の質及び分量で販売されているものは高価で、民間薬レベルで販売されているものは安価であるという傾向があります。また、同じ製品であっても販売店によって価格が大幅に異なるという特徴もあります。
オオバコ100%のお茶
容量 | 3g×15 |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 日本 |
賞味期限 | 製造から約2年 |
煮出す場合 | 1Lに対してティーバッグ1袋を入れて5分煮出します。お好みの濃さになったらティーバッグを取り出しましょう。 |
急須の場合 | 急須にティーバッグ1袋を入れてお好みの濃さで飲んでください。 |
ほんぢ園の「オオバコ茶」はノンカフェインで残留農薬検査もクリアしているので、子どもからご高齢の方まで安心して飲む事ができます。
「Honjien tea ほんぢ園 健康茶 国産 オオバコ茶」の口コミ・評判
口コミを見てみると、デトックス効果を期待する方や、咳やのどのために飲んでいる方など様々な方がいました。味に関しては「おいしい」という方と、「苦い」という方がいるので、苦手な場合は他のお茶とまぜて飲むことをおすすめします。
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☆4
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☆4
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※2023年9月現在
16種類ブレンド茶(オオバコ含む)
容量 | 10g×30p |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 日本 |
原材料 | ハブ茶・ギムネマ茶・ルイボス茶・オオバコ茶・モロヘイヤ・蓮葉茶・はと麦茶・ヨモギ茶・浜茶・イチョウ葉茶・杜仲茶・大豆・ドクダミ茶・柿の葉茶・烏龍茶・コーン茶 |
賞味期限 | 約6ヶ月~1年 |
煮出す場合 | お湯1Lに対してティーバッグ1袋を入れて沸騰したら火を止めます。ホットでもアイスでのおいしく飲むことができます。 |
急須の場合 | 急須にティーバッグ1袋を入れてお好みの濃さで飲んでください。 |
「森のこかげ 十六種ブレンド 幸健茶」はたくさんの健康効果が期待できる茶葉を入れたブレンド茶です。すべて残留農薬検査が行われたものなので安心して飲むことができます。
「森のこかげ 十六種ブレンド 幸健茶」の口コミ・評判
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☆4.5
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☆4.5
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※2023年9月現在
費用・コスト
1包3g、30包で2000~5000円が相場となっています。1包で2杯ほど淹れることができるので、30包3500円で計算すると、1杯のコストは約58円になります。
選び方のコツ
どのような目的でオオバコ茶を利用するのかによって品質を決めるようにします。特に不快症状はなく健康維持の目的で利用する場合には民間薬レベルのものを選び、病気を改善する目的で用いる場合は医薬品同等レベルのものを選ぶようにします。
フライパンで作る方法もあるので、自分で出来そうな作り方でチャレンジしてください。他の様々なお茶とブレンド茶にしたり、様々な楽しみ方ができます。
多めに作って密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管して数日で飲み終わるのが理想です。飲み終わったお茶殻は、お茶パックに入れたままお風呂に入れて入浴剤のように使う方もいます。
オオバコは漢方としても有名で、紀元前206年頃の漢の時代から使われていたとされています。
日本でも古くから白内障や夜盲症、目の充血を改善する民間薬として用いられており、現代でも日本薬局方に収載されて活躍しています。(日本薬局方ではシャゼンシという名で収載されています)