アカメガシワの樹皮には、ポリフェノールの一種であるベルゲニン、ルチンが含まれています。過敏性腸症候群に対する研究もされており、健康意識の高い方が注目しているお茶の一つです。残留農薬検査をクリアした楽天・Amazonでも評価が高い商品を紹介しています。
成分 | ベルゲニン、ルチン、ゲラニイン、マロツシン酸、マロチン酸 |
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注目成分 |
ベルゲニン |
妊娠している人は服用しないようにします。重度の便秘で便が硬くなってしまっているような場合には、逆に悪化させてしまうことがあるので用いないようにします。
その他、人によっては腹部膨満感や食欲不振、胃痛などが生じることがあります。
含有されているべルゲニンは腸及び周辺の筋肉を刺激するという働きにより、子宮の収縮を促してしまうので妊娠中は避けるようにします。
ノンカフェインなので、妊娠中でも安心と記載されているサイトもありますが、当サイトの管理人はおすすめしていません。
もし症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
妊娠中・授乳中に注意が必要なお茶についてまとめた記事はこちらです>>
アカメガシワに含まれるぺルゲニンには腸の筋肉に直接作用して、緊張や弛緩などを改善し、腸の蠕動運動を正常にするという働きがあります。実際に、アカメガシワが原料として含まれている胃腸薬は45年以上販売されています。
この働きにより、下痢と便秘が交互に来るという場合や、過敏性腸症候群、十二指腸潰瘍などに効果があるとされています。その他、胃粘膜保護、胃炎の改善、胃の働きを活性化するなどの働きもあります
\その他のお茶をチェック/
基本的には胃腸の粘膜に作用を及ぼすことを目標として、効果が発揮されやすい空腹時に摂るようにします。
1日3回に分けて、朝昼夜の食事の30分までに服用します。もし、空腹時に飲むと胃痛や食欲不振などが生じる場合には、食後に服用するように変更します。
下痢や腹痛など自律神経が狂いやすいのは午前中です。午前中は神経刺激が多いことや、体が刺激に慣れていないことなどが要因になります。
アカメガシワをこのような自律神経が狂いやすい午前中に利用することにより、胃腸の不快症状改善に役立ちます。何度も飲むのが面倒…という場合には、必ず朝だけは飲むようにします。
味・香り
特にこれといった特定の味がないというのが特徴でしょうか。あっさりとした野草の香りが鼻を通り、その野草特有のスッキリした香りがそのまま味になるという感じです。特に暑い夏にそのスッキリ感が病み付きになります。
種類や産地の違い
単味では日本ではあまり流通していないという現状があります。尿路結石などの改善薬としてウラジロガシやカキドオシなどと一緒に入っているものは多く見かけます。なので、単味として販売されているものに関しては種類や産地の違いはありません。
容量 | 5g×30袋 |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産 | 日本(徳島産アカメガシワを使用) |
賞味期限 | 2年 |
煮出す場合 | 500ml~1Lに対してティーバッグ1袋を入れて3~5分煮出します。お好みの濃さになったらティーバッグを取り出しましょう。 |
急須の場合 | 急須にティーバッグ1袋を入れてお好みの濃さで飲んでください。 |
原材料は徳島の山間部に自生している「アカメガシワ」だけを使い、大正時代から漢方の生薬原材料を作る小川生薬が加工しています。200項目以上の残留農薬検査をクリアしているので、安心して飲むことができます。
楽天 | Amazon |
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※2023年9月現在
「小川生薬の徳島産 みんなのアカメガシワ茶」の口コミ・評判
「ホットでもアイスでも飲みやすい」、「おいしいので続けたい」という味に関する口コミが多い一方で、「後味が苦い」といった感想もよせられていました。胃痛・胸やけ・アレルギーなどのでお悩みの方が購入されている方もいました。
口コミもよいものが多く、悪い口コミはほとんどありませんでした。「効果が出るまで続けてみます」というようなポジティブなコメントも多く、飲みやすい味だから続けやすいということがわかります。
費用・コスト
30袋入りで1200~1500円というのが相場となっています。急須で淹れた場合、1包当たり2杯利用することができます。30包入り1350円で計算した場合、1杯のコストは22.5円になります。煮出すと1包で500ml作れるのでお得になります。
選び方のコツ
胆石や、腎臓結石、尿路結石などに対して用いる場合には、単味で用いるよりも他の生薬と一緒に用いた方が効果的なので、そちらを選ぶようにします。胃腸症状の改善に関しては単味で利用しても問題ありません。主にストレス性の胃腸疾患に効果的です。
アカメガシワは古くから日本や中国にて生薬として用いられてきました。日本では医薬品の原料として胃腸薬に利用されています。
平成13年からアカメガシワの樹皮が食品として用いることができるようになり、お茶やサプリメントなどとして出回るようになりました。