昔から血液の循環や美肌に良いとされているお茶です。桃の葉でカンタンに作ることもできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
成分 | タンニン、オレイン酸、アミグダリン、プルナン、エルムシン、ビタミン類、ミネラル類(特にマグネシウム)など |
---|---|
注目成分 |
オレイン酸 |
桃の葉茶にはタンニンが豊富に含まれています。タンニンは粘膜に対して刺激性があるので、人によっては胃痛や膨満感、下痢、便秘などを引き起こすことがあるので注意が必要です。
また、利尿作用があるので頻尿になることがあるので、就寝前などには利用しない方がいいでしょう。
もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
桃の葉茶にはタンニンという成分が含まれています。タンニンには肌を引き締める効果や、炎症を抑制するという作用があるので、美肌維持、喉の痛み改善、むくみの予防、改善、下痢の改善などの効果を期待することができます。
その他、含有成分であるエルムシンには皮下脂肪分解作用、オレイン酸には便秘改善、アミグダリンには生理痛改善などの効果があります。
桃の葉には昔から美肌作用、美白作用があるといわれ、煎じて内服するのはもちろん、入浴剤として利用してきたといわれています。心身のリラックスをしたい方は飲み終わった茶葉を布袋に入れてお風呂に入れる方法もおすすめです。
ダイエット目的で利用する場合には、運動の前や入浴前に桃の葉茶を飲用すると効果がアップします。特に皮下脂肪、内臓脂肪が気になる方に効果的です。その他、美肌や喉の痛み、むくみの改善目的で用いる場合には、食事の前に飲用するようにします。
基本的には効き目を早くするために空腹時に飲用するようにしますが、胃腸が弱い方や神経質な方は食後に利用するようにすると、胃腸障害を回避することができるます
桃の葉茶はほんのりと桃の甘酸っぱい香りがします。煎じると湯気に混ざってその甘い香りが鼻に入ってきます。味の方はそれほど特徴はなく、少しだけ苦みがするものの、甘い香りがするので美味しく飲むことができます。
種類や産地の違い
現在日本にて出回っている桃の葉茶は日本産や中国産がほとんどです。どちらも品質に問題はなく、安心して利用できると思います。高い物と安い物とがありますが、企業による値引きによる影響の場合がほとんどです。
容量 | 100g |
---|---|
カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 中国産(残留農薬検査済み) |
製造国 | 日本 |
賞味期限 | 製造日より2年間・別途商品ラベルに記載 |
煮出す場合 | 1Lに対して10~15gを入れて3~5分煮出してお飲みください。 |
楽天 | Amazon |
---|---|
☆4.5 |
なし |
※2023年9月現在
費用・コスト
500gで1700円~4000円が相場となっています。5gで2杯ほど淹れることができるので、500gで2800円として計算すると、1杯のコストは約14円になります。
選び方のコツ
信頼のおける販売店から購入するようにしましょう。信頼のおける販売店が販売しているものは、質がある程度保障されているケースが多いです。逆に、外国企業が運営するサイトやアフターケアの記載がない販売店からは購入しないようにします。
手作りの桃の葉茶は飲むだけでなく、ローションや入浴剤として利用する方法などもあります。桃の木があるというご家庭はチャレンジしてみましょう。
桃の葉茶をクックパッドで確認したい方はこちらへ(クックパッドのサイトへ飛びます)
多めに作って密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管して数日で飲み終わるのが理想です。
桃は中国が原産地であり、古代中国では桃には長寿の効果があるとされ珍重されていました。
日本には弥生時代に伝わってきたといわれており、平安時代には水菓子として活躍していたという記述が残されています。現在は品種改良などにより100種類以上の品種があるとされています。