香辛料や漢方薬として使われてきたシナモンは、スパイスの王様とも呼ばれています。
成分 | シンナムアルデヒド、ポリフェノール、アラキドン酸、マグネシウム、鉄分など |
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注目成分 |
シンナムアルデヒド |
(※参考サイト:わかさの秘密、Yomeishu「シナモンの効果・効能とは?」)
シナモンには刺激性があるので、摂りすぎると胃痛や胸焼け、火照り、動悸などの不快症状が生じます。更にシナモンにはクマリンという有毒物質を含んでいるために、長期に渡り大量に摂取してしまうと、肝臓や腎臓にダメージを与えてしまうことがあるので注意するようにします。
また、妊娠中や授乳中、抗生剤を服用している時などは、刺激性により思わぬ副作用が生じることがあるので控えるようにします。
妊娠中・授乳中に注意が必要なお茶についてまとめた記事はこちらです>>
シナモンには血糖値を安定させる作用やダイエット効果がメインとしてあり、更に血流を活性化させるという作用により、頭痛や生理痛を改善する効果、脂質異常症を改善する効果などがあります。
また、胃腸の働きを活性化させる働きや体を温めてリラックスするという効果も併せ持ちます。
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シナモンティーの血流改善や冷え性改善、胃腸の働きを活性化する作用などを得るには、なるべくホットで頂くようにすると効果的です。冷たい状態で飲用すると、効果を半減させてしまう可能性があります。
症状改善で用いる場合は適用量をしっかり摂取するようにしますが、継続的に用いる場合は少な目に用いるようにします。
シナモンは体を温める作用があるので、風邪の引き始めで悪寒がする時に用いると、症状が改善されて不快症状改善に効果的です。悪寒以外にも、鼻水やくしゃみ、頭痛、胃腸風邪などにも効果があります。冬などで寒くて眠れない…という時も効果的です。
味・香り
刺激のあるピリッとした辛みの中にほんのりとした甘味があるのが特徴です。香りも全体的に甘い感じがあるものの、ちょっとツンとした刺激を感じます。刺激があるものの、それほど強くないので小さい子供さんから高齢者まで楽しむことができます。
種類や産地の違い
人件費が安い外国産のものや安価で、逆に人件費が高い日本産のものは高価格という傾向があります。このような傾向があるものの、日本産のものは品質が高く安定した効果を期待することができるという傾向があるので好まれることが多くなっています。
容量 | 40g |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原材料 | 有機ベトナミーズシナモンの樹皮、有機インドネシアンシナモン樹皮、有機リコリスの根、有機インディアンシナモンの樹皮 |
賞味期限 | パッケージに記載 |
飲み方 | 沸騰したカップ1杯分のお湯で5分以上ハーブを蒸らせば、ハーブの甘みとブレンドによるおいしさが引き出され、パッカの丁寧に考えられた素晴らしい味がお楽しみいただけます。 |
楽天 | Amazon |
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☆4.5 |
☆4 |
※2023年9月現在
容量 | 110g |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | スリランカ産 |
賞味期限 | 2023年08月25日 |
使い方 | 香り高いセイロンシナモンパウダーは、カプチーノやカフェラテ、お菓子作り、カレーなどの煮込料理におすすめです。 |
楽天 | Amazon |
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☆4.5 |
☆4.5 |
※2023年9月現在
費用・コスト
2g×25包入りで1000円~2000円が相場になっています。1包から400ml程度取れるので、一箱1500円で換算すると、1杯200mlとして1杯約30円というお求めやすいコストになります。
選び方のコツ
日本産のシナモンティーの方が質的には安心できますが、海外産のものが必ずしも質が落ちるということはありません。海外産でもしっかりとしたメーカーのものは質がいいので、価格よりも信頼できるメーカーを見つけるということが大事になります。
シナモンは4000年以上前から防腐剤などの目的で利用されてきました。更に漢方薬として2000年前から用いられてきたという記述があります。
日本には奈良時代に伝わったとされており、正倉院の宝物の中にシナモンがあったということがいわれています。その後、江戸時代に本格的にシナモンが生成される樹木が入ってきたということです。