ハーブティー、健康茶の味がどうしても好きになれない…と訴える方がいらっしゃいます。食べ物に好き嫌いがあるのと同じで、当然、ハーブティー、健康茶の味に対しても好き嫌いがあるものです。
どうしても無理という場合には無理はしないでおきましょう。嫌いなものを無理して続けると、拒絶反応が強くなり心身にストレスが生じて様々なストレス症状が引き起こされることなどが懸念されるからです。
また、嫌いなものを摂取した時は胃腸の動きも悪くなることが分かっており、食欲不振などを招いてしまうことも考えられます。
体のために「飲みたい」という方は、自分でいつも飲んでいるお茶に混ぜて、ブレンド茶にしてみることからチャレンジしてみてください。ここでは、味を飲みやすくする方法をまとめました。
くせのあるハーブティー、健康茶を飲む時におすすめなのが「麦茶割り」です。麦茶はどのハーブティー、健康茶の味ともよく合い、更に作用、効能を阻害することもありません。
また、ただのお湯のように風味があまり変わらないで単に薄まってるだけ…ということもありません。嫌な味、臭いを中和させながら薄めることができるので、例え嫌な味、臭いのハーブティー、健康茶であっても美味しく頂くことができます。
麦茶はホットの方が香りが強くなるので、ホットの状態で利用するのがおすすめです。
ストローを利用すると飲みものが舌に付着する面積が小さくなるので、嫌いな味でもさほど気にすることなく飲用することができます。
ポイントはストローで口に運ばれたハーブティー、健康茶はそのまま飲み込むようにすることです。飲み込まずに口の中に一旦溜めてしまうとストローを使わずにそのまま飲むのと同じになってしまいます。
また、熱すぎるとそのまま飲み込むことができないので、ある程度冷ましてから飲むようにする必要があります。
苦手なハーブティーを炭酸で割るという方法もおすすめです。なるべく味が付いていない炭酸水を選ぶのがポイントです。炭酸で割ると舌への刺激性が増して味が飛ぶ傾向があります。
よって、苦手な味でもそれほど気にすることなく摂取することができます。しかし、これはあくまでも炭酸飲料が好きという方のみ使える方法であり、炭酸飲料が苦手…という方は余計に飲むのが嫌になるのでおすすめできません。
ある特定の味が嫌い、臭いが嫌いなどは誰にでもあります。それは自分自身を守るために、腐ったものを見分ける自身に備わった防御反応であるといえます。
赤ちゃんは何も教えてもらってないのに酸っぱいものや苦いものを避けます。これは腐っているものに酸っぱいものや苦いものが多いからというのが理由になります。
同じように、個人個人体質やウィークポイントは異なるので、好まない味、香りというのが出てきます。100%当てはまるということではありませんが、そのような傾向があるので、不快に感じる味、香りは自分自身が本能的に求めていない可能性もあることから、無理して利用しないようにした方がいいかもしれません。