九州~関東に生息する野草であるカキドオシは、垣根も通り越してしまうほど成長してしまう生命力の強さが名前の由来です。
「石体質の家族で飲んでます」「糖尿と高血圧の改善に良いと聞いて」など、愛飲者の口コミもよいものが多く、味もおいしいとのことです。このページではAmazonや楽天で購入できる商品も紹介しています。
成分 | ウルソール酸、コリン、タンニン、サポニン、リモネンなど |
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注目成分 |
セレン |
大量に飲みすぎると胃炎や腎炎を引き起こすことがあるので注意するようにします。
その他、カキドオシ茶には利尿作用や血糖値低下、脂質代謝活性などの作用があるので、体力が低下している方が摂取すると、めまいや立ちくらみ、だるさ、体力低下、頻尿などを引き起こすことがあります。
もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
カキドオシには利尿、消炎作用があるので、黄疸や胆石、腎臓結石、尿路結石などに用いられる他、血糖値降下作用、肥満改善作用、小児の疳の虫を改善する作用などがあるとされています。
また、外用として水虫、タムシにも用いられ効果を発揮しています。
この他の胆石や腎臓結石、尿路結石におすすめのお茶・ハーブティーはこちらの記事をどうぞ。
カキドオシに含まれる有効成分は煮沸させてしまうと揮発してしまいます。なので、湯で煮出す際は中火でとろとろと行い、沸騰したら火を止めて成分を揮発させないようにします。
手軽に飲みたい場合には急須で淹れるという方法もあります。血糖値や肥満、小児の疳の虫を改善する目的で用いる場合には、食事の直前に用いるようにします。
その他、黄疸や胆石、腎臓結石、尿路結石の改善目的で用いる場合には、いつでもいいので自分のペースで一日に2~3回飲用するようにします。
味・香り
ミントが成分として含まれているので、爽やかな薄荷特有の香りが鼻に抜け、ハーブティーのスッキリとした味わいがあります。アイスでもホットでもいける味わいなので、夏でも冬でも楽しむことができます。
種類や産地の違い
種類は日本産と中国産とがあります。カキドオシ茶は四季があり、比較的温暖な地域で栽培されたものの方が効果があるとされているので、熱すぎる地域や寒すぎる地域で栽培されたものは購入しないようにしましょう。
このような観点から日本の九州地方や中国北部で栽培されたものが質がよく価格も高い傾向にあります。
カキドオシ100%のお茶
容量 | 3g×40包 |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 日本(宮崎県・兵庫県) |
賞味期限 | パッケージ裏面に記載 |
煮出す場合 | 600mlに対してティーバッグ1袋を入れて5分煮出します。お好みの濃さになったらティーバッグを取り出しましょう。 |
急須の場合 | 急須にティーバッグ1袋を入れてお好みの濃さで飲んでください。 |
「がばい農園 国産 手作り カキドオシ茶」は栽培から収穫、製造までしっかりとした品質管理が行われたお茶です。残留農薬検査、生菌検査、放射能検査を実施してありますので、安心して購入できます。
楽天 | Amazon |
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☆4.5
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☆4
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※2023年9月現在
費用・コスト
30包入りで1200円~2500円くらいが相場となっています。1包500ml~1000ml作ることができます。30包1800円で1包700mlを作るという前提で計算すると、1杯200mlのコストは17円ほどになります。
選び方のコツ
前述で説明したような違いがあることから、栽培元がハッキリと明記されたものを選ぶようにします。カキドオシは香りが大事な成分なので、お茶に煎じた際にしっかりとした香りがするものを選ぶというのも選び方のコツになります。
カキドオシは古くからヨーロッパにて民間薬として「各種熱病の処理」として用いられてきました。
また、中国でも連銭草という生薬として古くから現代まで活躍しています。日本でも昔から子どもの夜泣きやひきつけに用いられ、カントリソウという別名もあります。