甲状腺疾患をお持ちの方や妊娠中は注意が必要なお茶です。新陳代謝を活発したり、髪や爪、肌の状態をよくする効果が期待できます。
成分 | アルギン酸、フコイダン、ミネラル、ビタミンB群、アミノ酸など |
---|---|
注目成分 |
フコイダン |
昆布茶には甲状腺ホルモンに作用するヨウ素が多く含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの活性に欠かせない栄養成分ですが、過剰になると逆に甲状腺を弱らせてしまう原因になることがあります。
ヨウ素の一日の推奨摂取量は成人で2000μg~3000μg/1日となっており、上限は3000μgとなっています。昆布茶1gから淹れたお茶に含まれているヨウ素は207μgなので、食事で摂取されるヨウ素と計算して一日の摂取量をオーバーしないようにします。
特に甲状腺疾患をお持ちの方や妊娠中は注意が必要になるので主治医に相談してから利用するということを守るようにします。
もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
昆布茶にはヨウ素が含まれているので甲状腺ホルモンを活性化させ、新陳代謝を活発にするという効果があります。
代謝が活性化することにより、体全体の成長が良好になることや髪や爪、肌の状態が良好になるという効果をもたらしてくれます。
更に、アルギン酸やカリウムによる血圧を下げる作用や、フコダインによる胃腸の健康維持作用、免疫力向上作用、動脈硬化予防、血糖値抑制作用などの効果も併せ持ちます。
高血糖や高血圧の改善、胃腸の機能向上、免疫力向上などの目的で用いる場合には食事の前に用いるようにし、その他、体全体の成長や髪、爪、肌の美容維持、動脈硬化予防などを目的とする場合には、特に時間を気にすることなく自分のタイミングで利用するようにします。
代謝を活発にするという働きがあるので、なるべく心身の活性度が高い午前中~夕方までに飲用するようにします。逆にそれ以降は眠りや自律神経のバランスが悪化してしまうことが懸念されるので、出来る限り控えるようにします。
味・香り
昆布だしがあるように、昆布茶には独特のうま味があるのが特徴です。そのうま味と共に何ともいえぬ磯の美味しそうな香りが漂ってきます。更に、トロッとした粘りが美味しさを増してくれるという楽しみもあります。
種類や産地の違い
大手の企業から販売されているものは安価で、小さな企業から発売されているものは高いという傾向があります。大手の場合は大量仕入れ、大量販売できるのでその分安価になっていると思われます。
容量 | 500g |
---|---|
カフェインタイプ | ノンカフェイン |
原産国 | 日本(北海道) |
原材料名 | 食塩・乳糖・デキストリン・昆布粉末・調味料(アミノ酸等)・甘味料(甘草) |
賞味期限 | パッケージに記載 |
飲み方 | 湯飲みやコップにスプーン半杯程度に入れて熱湯を注ぐだけです。シンプルにそのままお飲みください。 |
楽天 | Amazon |
---|---|
☆4.5 |
☆4 |
※2023年9月現在
費用・コスト
50g入りで200円~1000円ほどが相場となっています。1杯2gをお湯に溶かして飲むタイプがほとんどです。50g入りを500円とすると、1杯のコストが20円になります。
選び方のコツ
梅などが入っているものや、減塩のものなど色々なバリエーションのものが販売されています。人によって目的が異なると思うので、自分の目的に合った昆布茶を選ぶことが大事になります。
昆布の歴史は非常に古く、縄文時代に中国から伝わり利用されていたという記述が残されています。古くから、他国や支配者への献上品として用いられていました。その後、江戸時代に収穫が盛んに行われるようになり、全国に広がって行ったということです。