イチジクの葉は漢方の生薬として使われていました。くせがなくおいしいので、現在も健康茶を好む方たちに愛飲されています。
高血圧や動脈硬化、糖尿病、冷え症などの予防や改善の効果が期待できます。このページでは楽天で購入できるイチジクの葉茶の商品を紹介しています。
成分 | プソラレエン、スチグマステロール、ルチン、ベルガプテン、フィシンなど |
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注目成分 |
ルチン |
イチジクの葉茶の成分であるプソラレンには紫外線の過敏性を高めるという働きがあるので、摂取した後に紫外線を浴びるとひどい日焼けが生じてしまうことがあります。
過敏性には個人差がありますので、全ての方にひどい過敏症状が生じる訳ではありませんが、なるべく紫外線を浴びない時間帯(夕方以降)に用いるようにしましょう。
もし何か気になる症状が現れたら、すみやかに飲用を中止して医師に相談しましょう。
イチジクの葉茶にはベルガプテン、プソラレン、カリウムなどの成分が含まれています。これら成分は高血圧や動脈硬化の抑制に効果があります。
更に、含まれているβ-シトステロールには悪玉コレステロールを減少させる効果や、糖尿病予防効果、ダイエット効果などがあります。
また、アミリンという成分による血糖値の抑制、ルペオールによる皮膚がん抑制効果などがあります。その他、お風呂に入れて入浴剤として利用するという方法もあります。効果としては冷え性、痔、神経痛などがあり、痔の特効薬として知られています。
紫外線への過敏性を高めてしまうという働きがあるので、夕方~就寝前に飲用するようにします。血糖値や高血圧の改善として用いる際には、夕食前と就寝前に飲用するようにいいでしょう。
人間は夜休むという習性があるので、夜間は血糖値が上がりやすくなったり、血液中の老廃物が増えて高血圧の原因が作り出されやすくなります。
イチジクの葉茶にはこのような状況が作り出されにくくするという働きがあるので、なるべく夜の食事の前に用いるようにするといいでしょう。
味・香り
お茶にすると、シナモンのような甘い香りが心地よく鼻に入ってきます。口に含むとちょっと青臭い味がしますが、その後軽い苦みと甘味が合わさったような味がして口の中がスッキリとします。甘いお菓子によく合います。
種類や産地の違い
国産のイチジクの葉茶は高く、外国産のものは安価となっている傾向があります。こだわって作っているものほど葉の栄養価が高く、価格の方も高価になる傾向があります。
さどのめぐみっ茶 いちじくの葉ブレンド
容量 | 40g |
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カフェインタイプ | ノンカフェイン |
製造国 | 日本 |
原材料名 | イチジク、クロモジ、桑、クマ笹、椿、サルトリイバラ、トビシマカンゾウ |
賞味期限 | 製造日より1年 |
飲み方 | 茶葉2g(約大さじ一杯)を急須やティーポットに入れ、300g~500gのお湯を注ぎ、3分ほど蒸らしてからお召し上がりください。 |
楽天 | Amazon |
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☆4
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取り扱いなし |
※2023年9月現在
費用・コスト
200gで800円~4200円というのが相場となっています。2gで2杯ほど淹れることができるので、200g2000円で計算すると、1杯のコストは約10円になります。
選び方のコツ
安全で効果が高いものを使いたいという場合には、国産で価格が高価なものを選ぶようにし、取りあえず入門編として利用したい場合には価格が安い物を使うようにするといいでしょう。
いちじくはアラビア半島で生まれ、6000年も前から栽培がスタートしたといわれています。その後、ヨーロッパからペルシャ、アジアへと広がっていったといわれています。
日本には江戸時代に中国から伝来し、薬用として栽培されていました。その後、食用としても親しまれるようになり現代に至ります。