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長期間飲み続けていい?ハーブティー・健康茶の適量は?

健康茶やハーブティーは飲み続けていて平気か?

 

健康維持や美容のためにハーブティー、健康茶を利用している方はとても多くなっています。多くの方が長期に渡り服用していて、その作用を実感しています。

 

このように長期に渡って続けている時に気になるのが「飲み続けても平気?」という点です。健康のために続けていくために適切な量や、飲み方についての注意点をまとめました。

 

長期に渡って続けても問題はない

基本的には「体に合っている」のならば問題はありません。緑茶も健康茶の一種ですが、緑茶をずっと飲んでいてもこれといった不快症状が生じないことで証明できるように、その人に合ってさえいれば何十年に渡り飲用し続けても全く問題ありません。

 

そればかりか、続けることによる健康効果を得つづけることが出来るので、いい効果を実感している場合には続けるようにすることが健康の秘訣になります。

 

不快症状の改善のために続けている場合には

 

例えば肌荒れの改善や便秘の改善の目的に利用しているとします。飲用を続けたことにより無事症状が改善した場合には、そこで飲用をやめるべきか、それとも予防として続けるべきか迷うところです。

 

このような時にどうすればいいのかというと、「どちらでもいい」というのが答えになります。

 

症状が改善したのならば体に合っていると考えることができるので、そのまま予防として続けてもいいのですが、例えば便秘を改善する作用のあるハーブティーの場合には、改善した後も服用し続けることによって下痢を引き起こしてしまうことがあります。

 

このような場合には治った段階で服用をやめるべきであり、予防として続ける必要はありません。このようにケースバイケース、その時の症状によってどうするか決めるようにします。

 

急に体質が変わってしまった時の対処法

 

人間の体というのは冷え性の方もいれば暑がりの方もいるように、人それぞれ体質というものがあります。この体質を改善しようとハーブティー、健康茶を利用している方も多いのですが、突如体質が変わってしまうことがあります。

 

例えば冷え性改善のために体を温める作用のある健康茶を利用していたものの、急に体質が暑がりに変わってしまうということがあります。

 

このような時は、体質が変わったので速やかに健康茶の飲用をやめ様子をみるようにします。体質は成長期や更年期、生活習慣の変化、ストレス、慢性病。加齢などによって変化します。この変化に応じたハーブティー、健康茶を用いることが健康維持に繋がります。

 

体が変わっているのにも関わらず、合っていないものを続けてしまうと不快症状をもたらすことがあるので注意が必要です。

ハーブティー・健康茶の飲みすぎ注意の理由

ハーブティー・健康茶は水のように飲んでも平気?

ハーブティー・健康茶は副作用などが少ないので水代わりに飲んでも大丈夫!という風に思っている方もいるかと思います。

 

実際、健康茶の一種である麦茶などは水代わりに水分補給として利用しても全く問題ありませんが(健康な人に限り)、果たしてそれが全てのハーブティー・健康茶に共通するかどうかは疑問です。

 

麦茶のような刺激性が少ない健康茶は大丈夫ですが、当サイトにて紹介したハーブティー、健康茶のほとんどは、薬のような効果があるものや、刺激性があるものが多いので、基本的には水のように際限なしに飲用するというのはおすすめできません。

 

また、効果を高めようと服用量を増やすという方法もおすすめできません。効能効果を得る目的及び副作用を防ぐ目的で利用するためには、販売元が推奨している量を守るということが大事になります。

飲み続けて思わぬ副作用を招くことも

ハーブティー、健康茶の種類によっては、古くから民間薬として使われているものや、漢方生薬の一種として活躍しているものなどがあります。これらは体にもたらす働きが強いので、大量に摂取してしまった場合、効きすぎてしまい効果が行き過ぎてしまうことがあります。

 

例として、どくだみ茶などは利尿、便通作用があるのですが、大量に摂取してしまうと頻尿になってしまったり、下痢が続いてしまったりなどの不快症状が出ることがあります。このように、種類によっては思わぬ不快症状が出てしまうことがあるので、必ず適切な量の摂取に止めるということが大事になります。

 

カリウムの摂りすぎ

 

ハーブティー、健康茶の多くは植物性の成分が主成分となっているので、植物性食品に多く含まれている「カリウム」が豊富に含有されています。カリウムは人間にとって必須の栄養素であり適切に摂取することが健康の維持に繋がります。

 

しかし、摂りすぎてしまうと体のミネラルバランスが乱れてしまい、健康を害する原因になることがあります。特に、カリウムを排出する役目の腎臓の機能が低下していると、カリウムを摂りすぎてしまった場合、体のミネラルバランスを乱してしまう原因になります。

 

カリウムが増えすぎてしまうと、四肢の痺れや不整脈、筋力低下、吐き気などが引き起こされ、最悪死に至ることがあるので注意が必要です。

 

カフェインの過剰摂取

 

ハーブティー、健康茶の中にはカフェインを含むものがあります。カフェインといえばコーヒーが有名ですが、緑茶やプーアル茶、玄米茶などにも含有されています。

 

カフェインは中枢神経を刺激するという作用があるので、眠気などを軽減してやる気を出すというメリットがありますが、大量に摂取してしまうと動悸や不眠、胃痛などの不快症状を生じさせることがあります。

 

よって、カフェインを含むハーブティー、健康茶を大量に飲んでしまうと、カフェインも同時に沢山摂ってしまうということになるので、副作用が出る確率も高くなります。カフェインの大量摂取は死亡例などもあるので、大量に摂取するのは控えた方がいいでしょう。

 

水分の摂りすぎ

 

ハーブティー、健康茶に限らず水分の摂りすぎには注意が必要です。水分を摂りすぎると唾液、胃液、腸液などが薄められてしまうので、食べ物の消化が悪くなることや、体全体の体液が増えるので心臓への負担が増えるなどのデメリットがあります。

 

水分は血液の流動性を維持する役目があるので、脳梗塞などの血管の病気の予防として適度に補う必要がありますが、摂りすぎは逆効果となるので注意するようにします。

まとめ

時には専門家に相談することも必要

 

基本的にハーブティーや健康茶は食品なので、自分の判断で購入し利用することができます。しかし、ものによっては薬に近い働きを持つものもありますので、自分に合っているかどうか疑問に思った時には、ハーブティーや健康茶、漢方の知識を持った専門家に相談するようにします。

 

専門家はきちんとした知識があり、どのような成分のものが合っているのか判断してくれるので信頼することができます。

 

特に、先ほども説明しましたが成長期や更年期、ストレス、慢性病、加齢など「体質が変わる時」には自分に合ったハーブティー、健康茶を選ぶことが難しくなるので相談するようにした方がいいでしょう。

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